2018年4月5日木曜日

第2回 東川口 さくら祭り・木蓮・モクレン

第2回 東川口 さくら祭り
桜の花もいいけれど・・・日本で桜の花に先駆けて春先によく見かける花木は・紫色と白色の木蓮・モクレン!


白いハクモクレン
早春に白い花を咲かせるのはハクモクレン Magnoliaheptapeta!
3月~4月頃に花を咲かせて先に花が咲き葉はあとから20mほどになる高木です。中国原産。


紫のモクレンはシモクレン (Magnolia lilifloraまたはMagnolia quinquepeta) 
ハクモクレンより少し遅く咲き始めて3月下旬~4月頃。開花中から葉っぱが出始めるのが
ハクモクレンと違うところです。樹高は4~5mの中高木で中国原産です。


モクレンの仲間のマグノリア!
日本原産のコブシやタムシバ、シデコブシ、オオヤマレンゲ、中国産のモクレンやハクモクレン、ヒマラヤ地域のキャンベリー、北米のキモクレンなどを交配させて生まれた園芸品種を「マグノリア・Magnolia」と総称しています。

日本
コブシ(Magnolia.kobus)
https://ja.wikipedia.org/wiki/コブシ

コブシは、漢字で書くと「辛夷」中国で「辛夷」と言ったら「シモクレン」のこと。
もともと「辛夷」(シンイ、と読みます)は、つぼみなどを薬用とする漢方薬として日本に導入されました。代用品として日本に自生していた「コブシ」を「辛夷」として使ったことから、この字が当てられたのだと思われます。

タムシバ(Magnolia.salicifolia)

シデコブシ(Magnolia.stellata)

オオヤマレンゲ(Magnolia.sieboldii)

中国
モクレン(Magnolia.quinquepeta)

ハクモクレン(Magnolia.heptapeta)

ヒマラヤ
キャンベリー(Magnolia.campbellii)

北アメリカ
キモクレン(Magnolia.acuminata)

マグノリアはモクレン属の学名


モクレンは白・紫!


モクレンの仲間=モクレン科(Magnoliaceae)モクレン属(Magnolia) 。「マグノリア」の呼び名は属名から来ています。

モクレン(木蓮、木蘭、Magnolia quinquepeta
https://ja.wikipedia.org/wiki/モクレン

                                モクレン属 (Magnolia) は、およそ210
モクレン属 (Magnolia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/モクレン属

タイサンボク
アメリカのミシシッピ州やルイジアナ州では、州の花とされています。
マグノリアと言えばアメリカの人々にとっては モクレン科モクレン属の中のタイサンボクのことらしいです.
タイサンボク(泰山木、大山木、学名:Magnolia grandiflora)とはモクレン科の常緑高木。花期は遅く、6~7月に花を咲かせます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/タイサンボク

ホオノキ (Magnolia.obovata)
日本原産で花期は5月頃。タイサンボクと違って秋には落葉。
ホオノキ(朴の木、Magnolia obovata、シノニム:M. hypoleuca)はモクレン科の落葉高木。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ホオノキ

マグノリア (映画)・タイサンボクの花
マグノリアMagnoliaは1999年制作のアメリカの映画で監督・脚本はポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson)
https://ja.wikipedia.org/wiki/マグノリア_(映画)

此れもありました・・・漢方薬!
マグノリアMagnolia
コブシは現在も辛夷は漢方薬として使われており、輸入ものは M.biondii を起源とするものが多いとか。本当につぼみの姿そのままで。
www.kanpoyaku-nakaya.com/sini.html

その他のマグノリアMagnolia
https://ja.wikipedia.org/wiki/マグノリア

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